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中里様 昨日、火星から帰って来ました。 火星のコレクターで『ETというのはETさんでしょう』などとバレた のが数名います。
アコメガイ、テンニンハネガイの時、浦賀水道で 採集云々とか言ったのとイニシャルで身元が分かったらしい。
7月1日に潮加減も良し、と千葉に行きましたがずっと雨や風 で出漁していなかったらしく浜辺はカラカラ。
シドロ2個、ツノガイ ３個、キンチャクガイ２個では往復フェリー代が泣きます。
もっともヨーロッパのカタログで、シドロ１個×００ドルとかで出て いるらしい。なんで？と言いたくなりますが、
日本特産種だから 事情を知らない，且つどうしても日本産の亜種も欲しいコレクター には売れるのでしょう。
我々が外国産に大枚を払う時に同じような ことがあるかも知れません。まあ、現地まで取りに行くことを考え ると、
旅費よりも安ければ良しとするものでしょう。
さて、次にどの貝の画像をだそうかな。１個だけ北の貝を。北海道産です。 北の、ことにエゾバイ科としては
大変美しいものです。これも 名前を伏せて出されると、意外に知っている人は少ないかも 知れません。
故人となった高川金次さんからもらったものです。 外国産だと未だ少しは出せますが、やはり国産でないとねー。
それも余り小さくないもの、となると限られます。
サハラカンスの混入論はありえない線ではない、と思います。
それにしてもよりによって広い海中から網にかかるというのは 奇跡的ですよ。
もっともクロユリダカラが最初に土佐沖から報告 されたとき（東氏 土佐目録）、大家の皆様が一様に
眉にツバを つけたとか。生物の世界の常識・非常識は紙一重です。 では。
何とでもいっとくれ 見てもわからん、皆さん解りますか？？
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バックはダイオウカガミです。
