いよいよ本命奄美へ旅立ちます。 船はクイーンコーラルエイト、６月に就航したピカピカの新造船です、 高校の時初めて渡ったときもクイーンコーラルでした。 船での旅はとても遠くに行くと感じ、知らない海への期待と憧れがつのります。

船が速いその上に道もトンネルが出来て着くのが早すぎます。 古仁屋の港には顔なじみの漁師さんがいます、潜りの専門で、一緒に船で遊びに行った時若い頃の大変な身の上を淡々と語ってくれました、今の時代には 考えられ無いような事が有ったようです、ヤコウガイやシャコガイを取って置いてくれます、今回はホシダカラと言うのを夕べ取ったよと生きた物をくれました。港にはカラフルな魚や伊勢エビコブシメなどが揚がっています、おばちゃん達が競りをしています。奄美のお年寄りはとても元気、さすが長寿の島です。

港の中には餌付けされた鯛がいて人影を見ると寄ってきます 岸壁にはオオベッコウガサが張り付き、曲がりくねった足跡を残しています。 以前は網を使う漁も有り此処でヒメホネ貝を採った事も有ったのですが現在は潜りと釣りが主流のようです、漁師さん達は此処で日がな一日海を見て過ごします。港の中にもチョウチョウウオやハナダイ、ツノダシが気ままに泳いでいます。

着いたその日は車でドライブ。 カケロマ島の裏手にある書鈍のディゴの大木、何回来ても此の並木と海とのコントラストが、 ああ又奄美に来たんだと言う思いにさせます。 砂浜で琉球サルボウ、カゲロウガイ、他２枚貝の対の物、草色カノコや シラタマ、ヤマタカマイマイの壊れた物惜しい！等拾いました。